願いが叶うスピードについて

もう何年も「引き寄せ」の真実について語ってきた。セミナーやトークイベントなど様々な場所で。だから、少なくともこのブログを読んでくれてる人は知ってる知ってるって頷いてくれるだろうと思う。

私のケースを例に書く。自分に照らし合わせてみたら自分がどの辺にいるのか分かりやすいかなと思うから。明確に覚えている記憶の順。それと、全部書いたらきりが無いから印象的な事を書いてみる。

 

「最初に願いがか叶った記憶

私が入りたかった幼稚園は、後に新聞に乗るような素敵な幼稚園だった。母は私をその幼稚園に入れたかったらしい。でも我が家は貧乏だったので両親は入園を迷っていた。ある日、数名がくじ引きで入園できる事を知った。くじを引いたら「当たり」🎯私は目出度く入園した。竹馬に乗って裸足で走り回る事が許されている幼稚園に入る事ができた。

 

「2番目の記憶」

3歳の時に母が妊娠した。私は男の子が産まれますようにって毎日お祈りしながら幼稚園に通った。そして弟が産まれた。6歳の時に母が妊娠した。今度は女の子が産まれますようにと祈った。そして女の子が産まれた。8歳の時に母が妊娠した。今度は男の子が産まれますようにと祈ったら、弟が産まれた。

 

「3番目の記憶」

実は小学校〜高校2年の夏頃までの記憶は殆どない。ただ、あの人に助けられたなとか、あの人のお陰で今があるなという人の顔はよく思い出す。

しかし高校2年の夏から辛い時間が始まった。「どん底」という言葉がぴったりの人生だ。そんな風に思って過ごしていた時、駅前にいつもいる手相見のオジサンに何気なく手相を見てもらった時に「結局全て自分が思った通りになる人生」と言われた。その時は意味が分からなかったが、今はすごくよく分かる。いいも悪いも考えた通りになっている事に段々気がつくようになった。

 

「4番目の記憶」

社会にポーンと放り出される形で突然社会人になった。高卒で学歴もなく、バブル崩壊直後の21歳。就職先がすぐに見つかるわけ無いと最初はかなり悲観的だったけど、最初に入ったラジオのニッポン放送に始まり、そこから一度も試験や面接を受ける事なく紹介で会社が決まった。段々自分の「性質」が分かってきて、途中から次の職を探すのを止めた。だいたい契約期間が切れる2週間前になると電話やメールが来て、「幸乃、紹介したい仕事があるんだけど、働いてるから無理だよね?」という内容。2週間後から働けるよと伝えて、1日も間が空くことなく仕事が続いた。そのまま仕事に困ることなく10年以上過ごした。

 

「5番目の記憶」

途中から現在の仕事に目覚める。「転職に出会った!」という巡り合ったという感動が降りてきた。直ぐに思ったことは「見えたビジョンを実現化させるには努力しかない」ということ。直ぐに勉強を初めて完全に独立するまで3年と決めた。自分の「好きな事に努力する」ってなんて気持ちがいいんだろう。初めて味わった快感だった。

 

「6番目の記憶」

自分の部屋が欲しいと願ったら、家を自分で買うことが出来た。それまで兄弟が多くて自分の部屋を持ったことが無かったから嬉しかった。

 

「7番目の記憶」

絨毯が欲しいと思ったら、真っ白な絨毯が当選。以前雑誌か何かで応募してたものが絨毯だった。応募から何ヶ月か経ってて、応募したことさえ忘れてたから、デカイ荷物が届いた時には「うちじゃないと思うけど…」とびくびくしながら開封

 

「8番目の記憶」

離婚を決意した時から知り合うべき人が一気に変わる。こんな人が力になってくれないか。こんな所から声がかからないかな。そんな風に思う度にそういう人が現れるようになる。

 

「9番目の記憶」

アブダビへの誘いがあった時、同時に離婚問題と、家の売却と、新しい住居探しが同時進行中。お金もかかるし、いつ何が動き出すか分からないから、国内を離れるなんてとんでもないという状況。私の家族はきっとみんなそう思ってたに違いない。しかしどうしてもアブダビに行きたかったから「行く!」と宣言。すると、アブダビ出発までの2ヶ月で全てがキレイにパズルのように収まった。

 

「10番目の記憶」

高校生の時に、アクセサリー作家やジュエリーデザイナーになりたいって思っていた事が叶っている事に気がついた。叶え方は、正当な道を通る事だけではないという事を身を持って体験できたこと。

 

「11番目の記憶」

今まさに進行中のこと。だけど、ちょっとここには書けない繊細なこと。ここはきっと事後報告になるだろう。人生ってワクワクの連続だ。

あの時、手相見の人に言われたとおり、振り返れば「結局全ては自分の思ったとおりに」なっている。これは不思議でも何でもなくて、自分が思ったこと、願ったことは、実現するという紛れもない事実だ。私はそれを18歳の時に知った。これだってきっと引き寄せの1つではないか。

 

「日々は引き寄せの連続」

先日、背後で扇風機をかけて仕事をしていたら、段々首が冷たくなってきた。あぁ〜扇風機止まってくれないかな〜って思った。でもたった2m先の扇風機に行くのが面倒で、そのまま仕事に没頭。しかしふと、なんだか寒くなくなったと気付き振り向くと、扇風機が止まっていた。あらっ。

見たら、コンセントが外れてた扇風機が止まってた。

 

小さな願いが叶う事も、日々は引き寄せの連続だと私は思う。