長寿庵さんとの出会いと口伝の大切さ

前に書いた記事の方法で私が考える正しい祈り方を行った。それと同時に今回この場所に繋いでくれた鶴ちゃんと、八雲さんに感謝。繋いでくれた2人が幸せであるように祈ること、これもご縁。

隣に立つ掲示板を覗き込み、長寿庵さんで絵馬を購入できることが分かったので行ってみた。先ほどのゲリラ豪雨の後だから商店街には人もまばらで、時間も3時半・・・お店は休憩に入ってる雰囲気。申し訳ないな~と思いながら戸を開けて「すみませ~ん」と呼ぶが誰も出てこなかった。でも人の気配がするので諦めず、三度目の呼びかけでやっと店主が出てきてくれた。

「こんな時間にスミマセン。絵馬をいただきたいのですが・・・」と言うと笑顔でいいですよ~と答えてくれた。ホッとして待っていると、絵馬をお買い求めくださる方に少しご説明をさせていただきますね。と店主がお話しくださった。

 

その内容が・・・

前の記事に書いた「藤ヶ崎龍神社」で会った案内人Sさんと全く同じ内容!!
うわ~なんだろうこれ。神様が今私に伝えたい事はこの内容なんだなぁと改めて実感した瞬間だった。

「ここは宮司さんなどもいない小さな神社です。そのためうちがこうして絵馬の管理をしています。近年持ち帰れるお守りなどは無いのかというお声が多いため、この小さな木札を作りました。」

神様は、案内人Sさん同様、その場所を正しく守ってくれる人を自動的に選ぶ。だからこの店主も選ばれた人なんだな~って思った。大事なのはスピなのかどうかとかではなくて「人としての部分」。スピ好きな人はけっこうそこを忘れがち。視えるかどうか、誰のメッセージを下ろすか、とかそういう事ばかりに拘る人が多いけど、もっと足元にある根本的な大事なこと。それは「人としての部分」。

店主はとても素敵な方で、縁切り榎さんへのお詣りはこのようにするといいですよ。とか、縁を切るということを強く願うのではなく、これまであったことをお話しして神様に聞いてもらうような気持ちでお話しするといいですよなどを教えてくれた。そうすると「不思議と願いが叶うので、だから多くの人が訪れるんです。」と。

私が「実はもうお詣りしてきちゃったんです。今教えてくださった通りの内容で偶然お詣りを済ませていたので、良かったって思いました。私は、人の縁を切るという事は相手の幸せを願うということだと思っています。縁が切れた後その人がもっと幸せになるようにと祈ります。相手の不幸を望んでいないからです。」そう言ったら、店主ニコっと笑顔になって嬉しそうな顔をしてくれたから、私も嬉しくなった。

そして、考えてみたら縁切り榎さんにお参りをする前に鈍痛のあった胃と背中の痛みが消えている事に気が付いた。

10分ほど色んな話しをしてから、では絵馬を奉納してもう一度お詣りしてきますね。そう言いおいて店を出た。

縁切り榎さんに戻ると、女性の参拝者が2名いた。私はその方々がお詣りしている間、絵馬に文字を書き入れた。予め近くのコンビニで油性ペンを買ってあったので、濃い文字でしっかりと書き込んだ。(ちなみに私はあらゆる場所で何かを書き込む必要がある時、自分のペンで書き込むように注意している。その方が気持ちが入りやすいから。)

すると、お詣りを済ませた方に声をかけられた。絵馬はどこで手に入りますか?と。私は掲示板を指さし、そこに長寿庵さんでと書いてあったので、今行ってきたところなんですよと伝えると、その方も長寿庵さんへ向かった。そして2、3分で戻って来た。

えっ、早!!
お話ししななかったんだ!!

そう思った時に、あ、そうか見せてもらえる、聞かせてもらえるという相手に私が選ばれたんだなと理解した。数年前まではこれは特別な事と全く感じていなかったので、漠然としていたけれど、ある日を境に明確に分かるようになった。

自分の目の前に現れる人々(案内人)から口伝される事の大切さは、私は私のやり方でこうして皆に伝えていく役割として選ばれているという自覚が、今は明確に私の中に在る。

そんな事を自分の心で再確認していると、長寿庵の店主が裏口から出てきて私を見つけた。近づいて来た。「お祈りできました?」と聞かれたので、「はい。今、絵馬を奉納し、もう一度お詣りしたところでした。」そう言うと鳥居をくぐって側に来て色々説明してくれた。

この木がね・・・ここがね・・・と指さしながら。
有難い。感謝。はい、ちゃんと伝えていきますね。心の中でもう一度お礼を言った。

店主の電話が鳴り「この話はこれでもう終わり」という合図だなと思ったので、どうぞ電話に出てください。お忙しいところありがとうございました。とお礼を言って別れた。

私に絵馬がどこで手に入るか聞いてきた方とも、ほんの少しだけ「どちらからいらしたんですか?」など世間話しをし、しばらく榎さんの前で話しをした。その方が「では先に失礼します」と言い立ち去ってから私は一人になった。

榎さんの木を昔は剥いで煎じて飲んだりしていたらしいが、今はそれをしてはダメ。だからほんのちょっとだけ指で触れさせてもらった。お導きいただきありがとうございます。そう言うと、頭上に広がる榎さんの葉っぱから雫が頭の上に一粒落ちて来た。

頭をよしよしって撫でられたような気がして、少しくすぐったかった。

 

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サンキャッチャ―とカラーセラピーを日本で初めて融合した会社。開発者の上田幸乃は、セラピーやカラーセラピー業界だけでなく、サンキャッチャ―やジュエリーのアーティストとしても第一線で活躍中。

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